夜行バスのシートはある程度個人スペースがあります
夜行バスには快適なシートが用意されています。一般道や通常の高速バスは2つのシートが隣接しているものが左右にあり、横一列に4人座るのが普通ですね。
全ての夜行バスがそうではありませんが、ほとんどの夜行バスは、それぞれが独立して横一列に3人が座るタイプになっています。隣との距離がある程度確保出来るので、近接している通常の路線バスのように知らない人同士でもあまり気にする必要がありません。
考えてみれば、夜行バスと比較して料金が高い飛行機でさえシートが隣接しています。単純に同じ距離を移動するには飛行機がはるかに早く、短い時間を我慢すればよいのでそれはそれでよいのかもしれませんが、夜行バスは飛行機に比べて格安料金なのに、ゆったりとしたシートで移動出来るというメリットがあります。
ただし、一部のバス会社や夜行バスでも格安な運賃ものは観光バスと同じ作りのバスが使用されますので、料金や乗車時間と相談して決めるべしです。また、年末年始やお盆などの夜行バスの繁盛期には、続行便と呼ばれる追加の夜行バスが運行されることがありますが、夜行バスのスタンダードな車両が足りないわけですので、続行便は観光バスなどが使用されることがあります。そうなると、残念ながら快適なシートを期待出来なくなってしまいます。